最新作『ひろがるスカイ!プリキュア』は「ヒーロー」をテーマにかかげています。 過去の作品でプリキュアを名乗る男性キャラクターはいましたが、メインキャラクターとしての男子プリキュアは初登場。 同じく、メインキャラクターとしての成人女性のプリキュアも初となります。
「もしかしたらこのタイミングなのかなと」
“プリキュアの生みの親”である東映アニメーションの鷲尾天エグゼクティブプロデューサーは「まず20作ということが信じられなくて、たぶん一番疑っているのが私です」と現在の心境を告白。 「そもそもプリキュアは第1作のセンターが黒と白で始まっていて、いわゆる女の子が好きとされているキャラクターカラーから始まった訳ではありませんでした」 「しかも当時は徒手空拳といって、自分で足を踏ん張って戦う姿も作品の中にある、チャレンジ精神の強い作品だったんです」 「プリキュアを続けていくことについては、毎年何かチャレンジをしていくことが絶対必要」 と、常に新しい挑戦をしてきたと回顧。 「今年は20周年の節目でもあり、皆さんのご理解を仰ぎながら、男子のプリキュアを誕生させた」と意図を話しました。