水谷さるころさん(@m_salucoro)がTwitterに自作のクッキーを投稿したところ、1万1000回以上リツイートされ、5万2000を超える「いいね」が集まっています。 リプライ欄には「これは良いもの見れました」「見事なまでに仁徳天皇陵!」などと、反響が寄せられています。 再現度が高くて、実物を見てみたくなります。 とはいえ、青々とした古墳のイメージがそのままクッキーになっていますよね。でもいったいどんな味わいなんだろう? 古墳のクッキーは4〜5年前から作り始めました。その前は、クッキー作りの趣味はなく、古墳グッズを集めていました。 当時は、古墳で町おこし的に「古墳スイーツ」や「古墳グルメ」が出てきた頃で、見かけたら買っていました。 「もっとこうしたらいいのに」とか「こんなのがあったらいいな」という気持ちがあったのですが、「古墳グッズのひとつとして買ったクッキー型がある、自分で焼いたらいいのでは?」と気がついて、自分で古墳クッキーを焼き始めました。 最初は古墳の形をした既存のクッキー型で焼いていましたが、オリジナルのクッキー型をオーダーして作ったり、手持ちの型のサイズに合わせて古墳の型押しができるハンコを作ったり……。 徐々に「自分の欲しい古墳クッキー」を追い求めて、試行錯誤するようになりました。 ーー今回、お堀に囲まれた前方後円墳を作ることにしたのはなぜですか? 最近、ステンドグラスクッキーが流行ってるのをみて「お堀が透けてる古墳クッキー作ったら素敵じゃない?」と思いました。 しかし、水色のキャンディでお手軽に手に入るものがなかったため、最初は砂糖と食紅(青)で試作をしました。 途中、焼き過ぎて砂糖が蒸発したり、水分量が多くてキレイに砂糖が周濠(しゅうごう)に入れられないなど苦戦していました。 やっぱりキャンディ部分をキレイに作るところが重要なので、見た目重視でミントキャンディを使って作ってみました。今回は、キレイにできて満足です 何度も失敗したので、周濠付きの古墳クッキー自体のクオリティはアップして、美味しくサクサクのクッキーが焼けるようになりました。 ミントキャンディを使うときには、ムラなく溶けるように、ハンマーで粉々にして周濠に入れました。何度か溶け具合を見て、キレイにキャンディが行き渡るように試行錯誤しました。 ちなみにまだ試作中で、Twitterで色々と教えていただいたので別の素材で再チャレンジします。 ーー抹茶とミントの組み合わせのようですが、お味はいかがでしたか? 友人にも食べてもらったのですが、ミント好きの大人にはそれなりに好評でした。 私もミント好きなのでそんなに悪くないなと思いましたが……クッキーを食べて口がスースーするのははじめての体験でした。 友人の子ども(2歳児)にもあげてみると、途中でピタリと食べるのが止まってしまいました。子どもには向いてない味はだと思います。 うちは夫も息子もミントが苦手なので評判は良くなくて、もうちょっと味を考えないとなーと思っています。再チャレンジする理由の1つです。 どうせなら息子が食べてくれる味で作りたいです。 やっぱり奈良県の箸墓古墳が一番好きで、万人におすすめできる古墳だと思います。私が「古墳って素敵!」と思ったきっかけの古墳です。 個人的に形が好きなのは、福岡県の光正寺古墳です。めちゃくちゃかわいいです。 奈良県の宝来山古墳もお堀の中の陪塚(ばいちょう:大きな墓の側にある小さな墓)もかわいいのでお気に入りです。 東京都渋谷区代官山にある猿楽塚は、都会の真ん中で地元の人に愛されながら残っている古墳として愛おしいです。 こちらの裏表紙には…大好きな古墳のイラストが! あふれる古墳愛が伝わってくる…。 理想の古墳クッキー探求の旅はこれからも続くそうです✨
January 11, 2023 · 1 min · 30 words · Sherry Haskins