この3年で移住した人は、なんと1300人を超えています。 ABCテレビ(朝日放送テレビ)の平日夕方のニュース番組『news おかえり』が、現地取材で調査。その動画が公式YouTubeチャンネルで公開されています。 なんと100万円で購入…!大阪では考えられない価格です。
高校生まで手厚い支援
子育て世代に人気の秘密が、鳥取独自の支援策です。 例えば、第3子以降の保育料は「完全無償」。 子どもの医療費にも補助があり、高校を卒業するまでは、1回の診療代が内容に関わらず、530円で収まります。 ドラッグストアでおむつやミルクを買う時も割引! 乳幼児期だけでなく、18歳まで支援が続くのは嬉しいですね。 就農支援にも力を入れており、「畑の賃貸料が5年間タダ」「初期投資の機械・設備に最大600万円支給」など、市独自の支援を用意しています。 もともと飲食店や運送業に携わっていた晃司さんは、農業経験ゼロからのスタート。 5年経った今は梨農家一本で自立して生活できるまでになったそうです。 「だいぶ助かりました」「すごいいい仕事だと、(軌道に乗ってきた)最近は本当に思ってるんです」 「少しぐらいだったらお店をできるかな、したいという気持ちもあって」 13坪で月5万円と負担の少ない家賃のおかげで、柔軟な働き方ができていると言います。 鳥取中心部から車で30分ほどの西郷地区は「ものづくりの里」として移住者が増加中の地域です。 「もう少し増やしたいですね、20人くらい作家集団がいるといいな」 そう話すのは、この地区で移住者のサポートをおこなう北村恭一さん。 空き家の紹介から、暮らしの細々した悩みまで、折々で相談に乗ってくれるそう。新しい住民を歓迎する空気があるのもいいですね。 先に移住した娘さん夫婦のもとに遊びにきているうちに気に入り、移住を決意したそう。 「山もあるし川もあるし、すげえええとこで」 「人間の暮らしをしたいなと(笑)」 この自宅で、週に4日だけ飲食店を営業しています。 このお店の売りは、鳥取の地野菜をたっぷり使った色鮮やかなワンプレートランチ。地元の人に大人気! それでも、お店を開いたのには、ある理由がありました。