当時を振り返って「もう二度と戻りたくない」と、声を振り絞るように語った。 狩野は、芸人を目指していることを両親に秘密にして、1人芝居をやっていることにしていたのだそう。 狩野「役者学校に行っておきながら、芸人の道に進んだっていうのは……」   「うちのお父さんお母さんは、お笑いにまったく興味がない人たちだったから」   「戻ってこいとか、言われちゃうんじゃないかなと思って」 と、当時かかえていた不安について話した。 1人コントではなく1人芝居……ギリギリだけどウソではない……!!!   「そりゃあ、もちろんお笑いだけじゃ食えませんよね」   「『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)の収録終わってから、バイト行ってましたから」 バイト代で、月に10万円ほど給料がもらえれば御の字だったという狩野。 かせいだ10万円の中から、家賃、光熱費、携帯電話料金を払って、たりないぶんは借金でまかなっていたのだそう。過酷なんてもんじゃない……! 狩野は、3万円の使い道を真剣に考え、 ・東中野にある「おなかいっぱい」というステーキ屋さんで、憧れのメニューをおなかいっぱい食べる(4000円) ・「お金がないから行けない」という仲間の代わりにお金を出して、朝までみんなと一緒にカラオケで大喜利する(7500円) ・Spa LaQua(東京ドームシティ)に行って、岩盤浴で優越感にひたる(3000円) ・「ラーメン つけ麺 僕イケメン」のネタをやっていた時代だったので、美容室でトリートメントをする(4000円) などなど、当時お金があったらやりたかったことを披露した。使い道がどれも優しい世界すぎるんよ!!! 動画を見たファンからは、 「3万円のうち7500円を、お金なくて行けない人のために使いたいって……。優しさがあふれてる」 「芸能人の下積み時代は過酷って聞きますよね。そんな中、売れると信じてがんばった狩野さんはすごいです!」 「英孝さんがお笑い芸人の道に進んでくれて、英孝さんに出会えて良かったなぁと思える今日このごろ」 など、温かいコメントが多く寄せられている。

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