規定打席もクリアしており、投打での規定達成は史上初の快挙。今季はベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利・2桁本塁打」も達成しています。 米メディアも大谷選手の活躍を日々伝えていますが、そのなかで実況の「日本語」も昨年から話題を呼んでいます。 ホームランを打った際の「ビッグフライ、おおたにさん!」や「ショータイム」は有名ですが、なかには独特な表現のものも。 大谷選手の快挙を祝して、とっておきの実況5つを紹介します。 大谷選手が3点を追う5回に2ランホームランを打った際、実況がよく日本で聞かれる言葉を発します。 「おおたにすごい!」「しょうへい、キュンです!」 日本の若者のなかでブームになっていましたよね。「キュン」は海を渡っていました。 6回に大谷選手がヤンキース(ニューヨーク)から逆転3ランホームランを打ちます。 実況は「Get out of here !(マジかー!)」と言ったあと、次のように大絶叫しました。 「しょうへいおおたに!おはようございます、ニューヨーク!」 映像には驚きで開いた口が塞がらない様子の少年も映っていますね。 それにしても目が覚めるようなホームランでした。 今度は大谷選手がマウンドに立っています。そして、相手チームの右打者を三振に打ち取りました。 次の瞬間、おそらく日本人は自分の耳を疑ったでしょう。 「どこかにいって……はをみがく!」 どこかに行って歯を磨く。 この後、実況は「Go away! and brush your teeth!」(歯でも磨きに行ってろ!)と英語で言っています。 これは日本語の「顔を洗って出直せ」に近い意味を持つ慣用句です。 ツイートで動画に「マットVとGoogle翻訳は、私たちがこのショウで必要とするすべて」という文章を添えているので、Google翻訳で直訳させたのでしょうね。 なお、「マットV」というのは、担当アナウンサーのマット・バスガーシアン氏のことです。 「すわってください!」 これは……。 動画を配信したエンゼルス公式Twitterのリプライ欄は次のように混乱している人が多数いました。 「代わってください(チェンジ)だよね」「座ってください?」「どういうこと?」ーー。 大谷選手が三振をとったので、打者に「去ってください」、もしくは「代わってください」と言いたかったのだと推測しました。 5点リードの4回に大谷選手が豪快にライトスタンドへ運びました。その時に出た言葉です。 「さーよーなーらー」 「さよなら」と普通の日本語に聞こえますが、野球ファンなら「サヨナラホームラン?」と勘違いしてしまいそう。 しかし前述の通り、この1発が飛び出したのは最終回ではなく、4回に5点リードしていた場面でした。

10月6日の結果は?

大谷選手の活躍はもちろん、これからは躍動を伝える実況の「日本語」も聞き逃せないですね。 耳を澄ませば、いつもとは違う楽しみ方ができるかもしれません。

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