番組の中では、リスナーから寄せられた《親友が好きだけど、関係が崩れるのが怖い》というお悩みに対し、叶恭子さんと美香さんがアドバイスを送った。 《私は女性で、男の子の親友が2人います。3人でよく遊びますが、実はそのうちの1人のことがずっと長い間好きで、お付き合いしたいと思っています。しかし、3人で友達として遊んでいるのも楽しく、心が楽で、何か行動を起こしたことで、この楽な3人の関係性が崩れてしまうことが怖いです》 《先日3人で、恋愛の話になり、自分は本当のことは言えず、「好きな人はいない」と嘘をついて心苦しかったです。一方、好きな人が他の人に言い寄られているという話をその時聞きました。それでも自分の好きな気持ちはバレたくなく、「いいじゃん、頑張りなよ」と、意思と違う返事をしてしまって、胸が張り裂けそうな、ツラい気持ちになりました》 《今でもそういうことが多々あり、そろそろ心が限界です。もういっそ思いを伝えるだけ伝えれば、悩みは解消されるかもしれないが、親友2人とは関係性がきっと変わってしまう。このままツラい気持ちを抱えながら友達として仲良くすれば、向こうしばらくは今まで通り楽しく遊べるが、男女のグループですし、いつかきっと自然に関係が破綻すると考えます。おふたりならどう考え、行動なさいますか?》 まず恭子さんは、ツラい気持ちを隠しながら友達と関係を続けていることについて、以下のようにコメントした。 「我慢という言葉自体が、私の人生には欠けてる。無いんじゃなくて、欠けているのよ。待つこともダメ」 「我慢しているくらいだったら、『私はあなたのことが大好きなの』って言って、向こう様が『僕は別にそう思ってないけど』って言ったら、『あ、そうですか』って終わっておけばいいんじゃないの?」 これに対し、美香さんは疑問を投げかける。 「そうですかって終わって、その後の関係は……」 恭子さんは「今の会話はなかったことに」と伝えればいいのではと答え、さらに「今後、環境の変化に合わせてこの関係もフェードアウトしていくはず」と持論を述べた。 「じゃあこれからもいいお友達でいましょうねって。今の会話はなかったことにしましょうねって、終わったらいいんじゃないの? だってもう限界で、張り裂けそうなんでしょう?」 「遅かれ早かれ、普通にフェードアウトというか、なくなるというか、なんと言いましょうか。今後先、ずっと環境とかいろんな変化が人生の上においては出てくるわけですから。そういう意味では、知らないうちに自然となくなると私は思いますよ」 「あとね、今はそんなに好きかもしれないけれど、時間が経って、人生の変化が出てきて、今は3人でって言ってますが、時間が経ってから別にそうでもなかったなって。かもしれませんよ」 「(自分の思いを)言って、『あ、そうですか』っていうので終わればいいんじゃないの? 『僕もそうなんだ』って言えば、よくあるドラマみたいになるんじゃない?」 「よくあるドラマ」と発言したものの、普段からドラマは見ないと公言している恭子さん。美香さんはこれを聞き逃さず、こんなやりとりで回答が締めくくられた。 「ドラマ、知ってるんですか、お姉さん」(美香さん) 「そんなドラマがあるから、私はそんなドラマ見ないのよ」(恭子さん)

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